10月9日砂防事業促進議員連盟の総会があり、担当政務官として出席し、ご挨拶をさせていただきました。
砂防事業とは、土砂災害から人命や財産等を守ることを目的に、砂防堰堤等の砂防設備の整備を行う事業です。
ここ近年は全国各地で甚大な災害が起こっています。2018年を振り返ってみても、2月の福井を中心とした記録的豪雪、7月の西日本豪雨災害、9月の北海道胆振東部地震と台風21号被害などあり、中でも大規模な土砂災害が目立った年でもありました。
土砂災害を防ぐべく砂防堰堤を造成するのだが、長い時間と大きな予算が必要です。したがって、2018年からは防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策を実施していますが、予算的にも、時間的にも十分なものではなく、2020年の3カ年が経過した後も引き続きの措置が必要です。
そのために、いわゆるB/Cや見える化のためのデータが必要となってきます。
神戸では2900億を砂防事業にかけて2兆円の資産が守られたとの報告がありましたし、鹿児島でも230億かけて480億の資産を保全したとのデータもあります。
砂防事業は、お金と時間がかかる地道な事業ですが、これをしないと万が一には甚大な被害につながる、無くてはならない防災事業の一つです。
議連の先生方に予算面のご支援をいただきながら、着実に砂防事業を進め、国民の命や財産を守っていきます。
砂防議連総会に担当政務官として出席
2019.10.11
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