今日で東日本大震災から10年が経ちました。
震災でお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様や大切なご家族やご友人を亡くされた皆様に、今なお癒えることのない傷があることと存じ、改めてお見舞い申し上げます。

私は大学生活とその後の社会人生活を含め10年間仙台に住んでいたので、東北は第二の故郷であり、震災発災時は大変動揺しました。

当時私は、国会議員になる前であり、青年会議所（JC）活動を中心に、全国の同世代の青年経済人と共に地域作りに汗を流していました。
しかし、この震災で、在仙時代にお世話になった方々や多くの青年経済人の仲間が被災し、「何か自分にできることをしたい」との衝動にかられ、支援物資を届ける活動や全国から被災地に駆けつけた多くの仲間とともにボランティアに参加しました。

この経験から、仲間の有り難さや尊さを実感し、若いネットワークを持ってすれば何でもできる、行政には民間が持つスピード感や発想力や実行力が足りない、など感じたことが私が国会議員を志すきっかけとなりました。
青年経済人から国会議員と立場は変わりましたが、いつであっても自分ができる最大の支援していきたいと思ってます。

自民党青年局時代の被災地訪問事業「TEAM 11」や国土交通大臣政務官時代の復興の総仕上げと防災減災の取り組み強化など、震災の記憶を風化させないためにも、これからもしっかりと取り組んでいきます。

そして今は、新型コロナウィルス対策も加わり、二重三重の支援が必要かと思いますが、自分も被災地出身議員の一人との自覚をもって取り組んでいきます。

※写真は、毎週のように炊き出しのボランティアに通った山田町での様子です。