第211回通常国会が150日の会期を終えて、閉会しました。
内閣提出法案60本のうち、衆議院ではその全てが可決され、参議院に送付後も58本が成立いたしました。昨年の通常国会に続き、高い成立率(97%)です。
私は前国会に引き続き、国会対策副委員長として総務委員会を担当するとともに、議院運営委員会の理事会メンバーとして、議事進行係を拝命しました。
昨年からの総務委員会では、総務大臣と総務政務官の交替やNHKの不適切取引など厳しい委員会運営でしたが、委員長や理事、委員部や党職員などのご協力を得て、やり切ることができました。
また議事進行係としては、昨年の臨時国会は17回、今通常国会で13回、合計30回の動議を提出いたしました。
コロナ禍でマスクを着用し、息苦しい中での動議や、財務大臣不信任案、内閣不信任案といった気が重い動議など様々な内容がありました。
また、欠席が許されないゆえに体調管理にも気を遣うなど大変でしたが、一方で、与野党の多くの議員の皆様に顔と名前を覚えていただくことができ、貴重な経験ができたと感じています。
最後の動議は、これら万感の思いがこもった渾身の一声となり、議場内から大きな拍手と多くの労いの言葉をかけていただきました。
大変、成果のあった国会となりました。
これから暑い熱い夏を迎えます。
いつあるかわからない解散総選挙に備えてしっかりと取り組むとともに、夏の内閣改造・党人事に向けて期待を高めていきたいと思います。
第211回通常国会 閉会
2023.06.22
国会
東京