
29日、金子国土交通大臣と珠洲市、輪島市を視察。高市政権発足以来、初の閣僚の能登被災地視察となりました。今回、私は副大臣として工程を調整し同行しました。
のと里山空港から石川県入りし、まず珠洲市では、岸壁が液状化で沈下した飯田港や、土石流により住宅が全壊した大谷地区を視察し、泉谷満寿裕市長から被害状況や復旧状況について説明を受けました。
また、大谷浄水場や国道249号沿岸部(逢坂トンネル工区・大川浜工区・千枚田工区)、塚田川の大雨災害対応箇所なども確認しました。
続いて輪島市では、坂口茂市長から住宅や道路の配置計画、港や朝市通り等の復旧状況について報告を受けました。
市長からは「早ければ来年春には一部の住宅建設が始まり、遅くとも夏までにはおおむね全体が建てられる見通し」との説明がありました。
金子大臣からは「まずはインフラ整備。これからが本格的な復旧・復興の正念場。再興したと胸を張れる地域をつくっていきたい」との言葉があり、特に海底隆起の影響を受けた輪島港の復旧には、国土交通省のすべての技術を結集して対応する考えを示されました。
私からも、「復興のめどが立った段階で観光施策などを進め、多くの方に被災地を訪れてもらえるように」と申し上げました。
地理的条件の厳しい能登半島ですが、地域の皆さんの努力と希望をしっかり支え、インフラ整備と復興まちづくりへのバックアップに全力を尽くしてまいります。




















