航空自衛隊小松基地の航空祭が今年も盛大に開催されました。
今年は陸上自衛隊の戦車の走行展示や VADSの模擬射撃、米軍のF16の飛行展示が初めて行われました。
小松基地は、日本海側唯一の戦闘機基地であり、本州で唯一F15が配備されています。
自衛隊の皆様には、国防の最前線での任務に加えて、災害が頻発する今日にあっては災害出勤など、その一つ一つの活動が、国民の安全・安心の源であります。
こうしている間も千葉県では台風15号で被災された多くの皆様がご苦労をされていますが、小松基地からも給水関係や土木関係の隊員が派遣されています。改めて敬意を表するとともに、隊員の皆様が誇りを持って活動できる環境作りに取り組んで参ります。
また、小松基地では騒音などの課題もあるわけですが、住民の皆様の深いご理解と基地との交流を通じて、共存共栄の関係を構築してきました。
この共存共栄を象徴するイベントこそが航空祭であり、今日も天候も良かったこともあり、過去最高の人出(15万人近くいたのではないか?)と思います。これにより、多くの飲食店や宿泊施設や観光施設が賑わっています。
航空祭を機に、より一層、住民の皆様と基地との信頼関係が深まるよう、国民の皆様の自衛隊に対する理解が深まるよう願っています。
小松基地 航空祭
2019.09.16
石川
安全保障
防災