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台風15号で被災した千葉県を視察

2019.09.30

防災

9月7日〜9日にかけ千葉県を中心に関東地方を襲った台風15号でしたが、多くの地点で観測史上1位の最大風速(10分間の平均風速の最大値)や最大瞬間風速を観測するなど記録的な暴風により甚大な被害が出ました。
屋根等が破損する建物被害、ハウス倒壊等の農業被害、倒木による電線破損による停電被害が特徴的でした。

今回の視察は、その中でも建物被害の現状と東電と建築会社をマッチングさせ倒木を除去し停電復旧作業を促進させる取り組みについて現場視察を行いました。
建物被害については、罹災家屋率が高かった鋸南町と甚大な罹災家屋を多く出した館山市を視察しました。

国交省としては、発災直後から災害対策現地情報連絡員(リエゾン)を派遣し、被災自治体のニーズの把握と国・自治体との密接な連絡体制を敷くとともに、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)による支援物資の配布や復旧支援を行いましたが、いずれの自治体においても高い評価をいただき、初動体制の重要性を感じました。

今後は、半壊以上の建物については被災者生活再建支援法や災害救助法を活用し、一部損壊については自治体の支援制度を後押しする形で防災・安全交付金の効果促進事業の対象として、1日も早い復旧・復興に取り組んでいきます。

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