先月から始めた政策ミーティングも今月は第2回目です。私も女性局の役員(政策部長)として、板についてきた(?)感じがします。
さて、この政策ミーティングは、全国各地でご活躍頂いている女性局の皆様、特に女性地方議員の皆様にご参加頂き、地方議会での議会質問等を通じて、国と地方との協働により、より具体的に、より確実な政策実現を目指すものです。
今回のテーマは「自殺」です。
3月は「自殺予防対策月間」ということもあり、また昨年は全国の自殺者数が11年ぶりに前年を上回り、中でも女性と若者の増加が目立ってきていることから、時宜にかなった内容と判断し、具体的な対策について議論しました。
講師は、女性局次長の参議院議員(全国比例代表)の本田顕子先生です。本田先生は薬剤師でもあり、厚生労働政策に熱心に取り組まれています。
自殺に至る動機は様々ですが、生活、仕事、DV、子育てや介護など女性を取り巻く様々な問題がコロナ禍により極めて深刻になっていることから、これらの問題を政策で少しでも取り除きながら、一方で、電話やSNSなど相談窓口を数多く設けて、早めに、気軽に、地域ぐるみで解決する受け皿を整備することが重要です。
既に、これらの対策を緊急提言にまとめて、政府に申し入れもしてあります。
この提言には、シングルマザーや非正規雇用の女性の雇用対策や生活支援、コロナ禍で医療や介護など最前線で働いている女性の処遇の改善等も盛り込まれています。
女性活躍・男女共同参画は、国が法制度や予算を準備しただけでは進みません。
地方議員の皆様と連携し、現場から実践していきたいと思います。
女性局政策ミーティング
2021.02.23
政党活動
東京
健康福祉