今日9月1日は防災の日。
先日、馳知事と共に先月の大雨被害を視察し、必要な支援や対策について、現場で協議。
まず、能美市福島町地内の住家浸水被害に対して、地域を流れる西川の河川拡幅工事の早期実施とその工事が完成するまでの間の河道掘削など、流域治水の方策を協議しました。
併せて、手取川に接続する西川・熊田川の樋門設置事業の予定地を視察。
この事業は、私が国交政務官の時に事業化したもので、当初は概ね10年での完成を予定していましたが、前倒しできないか協議。
樋門の設置により、被災した湊地域や福島地域の水害は防げる可能性が高まる。
次に、能美市寺畠町地区、鍋谷川農業用水頭首工被災等を視察。
今回の水害は、用水路や頭首工など農業施設が広範囲に被災しているのも特徴。来年の営農に間に合うように復旧させることを確認。
一方で、農家への直接支援は、激甚災害に指定されても限定的だが、特例措置を適用させると一定の支援が受けられることから、農水省に申し入れることにしました。
最後に、一番被害の酷かった小松市中ノ峠町を視察。
これから公共部分の復旧工事が始まりますが、民地への支援(例えば、保険に入ってない場合や非住居である納屋等の倒壊に対する支援)は工夫が必要。いかに法律を適用するか知恵を絞る必要があります。
いずれにしても、被災者に寄り添った、キメの細かい支援が求められています。
国県市が連携して取り組みます。