
11月19日、狩野川直轄砂防促進期成同盟会・菊池伊豆市長より、ご要望をお受けしました。
伊豆半島は四方を山に囲まれ、狩野川はちょうど台風の進路に沿う形で太平洋側に流れているため、大雨が集中しやすく、氾濫リスクが高い地域です。
過去に進めてきた直轄砂防や狩野川放水路などの整備がなければ、近年の豪雨でも人的被害が出ていたと考えられます。
事前防災の取り組みが確実に地域の命と財産を守ってきたことを改めて実感しています。
来年、札幌で砂防学会の国際シンポジウム「INTERPRAEVENT 2026」が開かれ、伊豆からも参加し、これまで60年にわたり積み重ねてきた狩野川流域の治水事業の実践を、国際的な場で紹介することを目指していると伺いました。
社会インフラは財政規律だけで語るものではありません。
地域の暮らしと命を守るための投資として、国としてもしっかり取り組んでまいります。
