
12月7日、高市総理の視察に先立ち、6日 石川県羽咋市で「のと里山海道4車線化(羽咋市柳田町~寺家町間)完成式」が開催され、副大臣として出席しました。
今回、2.0km区間の4車線化が完成し、同日5時より供用が開始されました。この整備により、のと里山海道では40kmを超える連続した4車線区間が確保され、能登と金沢の移動はさらに円滑になります。
奥能登は地形的に金沢との距離が長く、平時には豊かな地域性をもたらす一方、能登半島地震の際はアクセスの課題が浮き彫りになりました。
その意味で、今回の4車線化は、交通利便性の向上にとどまらず、緊急輸送や救援活動の迅速化にもつながる、重要な防災・減災の基盤整備です。
のと里山海道(旧・能登有料道路)は2013年に無料化されて以降、着実に4車線化が進められてきました。柳田IC以南の海沿い区間が整備され、2015年度からは山側区間(柳田IC〜上棚矢駄IC)も整備が進められています。今回の開通により、上棚矢駄ICまでに残る2車線区間はあと1.5kmとなり、4車線化の完成が着実に近づいています。
この道路整備が、能登地域の創造的復興を後押しし、地域の安心・安全や経済活動の強化につながることを期待しています。
国土交通省としても、引き続き能登の復興と地域の発展に全力で取り組んでまいります。


